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新しい命が生まれるとき [忘備・記録]

先日、義妹に男の子が生まれた。第2子である。
甥っ子がひとり増え、ますます伯父さんになった。うれしい。

助産院での出産である。話でしか聞いた事がない(^^;;; のだが、病院とは随分様子が違う。
我が家の子は、二人とも病院で生まれた。かなり立ち見に近いものではあったが、立ち会った。

今回、関係各所にお願いして、我が家の子ども達二人を、出産に立ちあわせてもらった。
ありがたい、得がたい経験をさせていただきました。

希望を義妹夫婦に伝えたところ、快諾を得、助産院にも伝えてくれた。
するとだ。条件というか、宿題を出されました。
それが、これ。


生まれてきてくれてありがとう―いのちの大切さをつたえる絵本

生まれてきてくれてありがとう―いのちの大切さをつたえる絵本

  • 作者: 鈴木 せい子
  • 出版社/メーカー: ぱすてる書房
  • 発売日: 2002/03
  • メディア: 大型本



「必ず事前にこの絵本を読み聞かせてください。」というもの。
で、貸し出してくれた。
二人を膝に乗せて、読んだ。ふたりとも、神妙に聞いていた。

私自身も、二人が生まれたときのことを思い出した。
今でも、鮮明に覚えている。
二人が生まれたときのことも、色々とお話した。
何度もしているのだが、これまた、神妙に聞いていた。

そしていよいよ、出産、立会いの日を迎えた。

深夜、1時半頃だっただろうか。子ども達を起して、上着を着せて、送り出した。
と、私が関与したのはここまで。
以下は、伝聞です。

2時頃産院について、隣の控え室?のような部屋で仮眠。
生まれたのは、午前6時すぎ。
この間、一種神聖な雰囲気を感じていたのか、言葉数も少なく、話すときも小さな声でしゃべっていたそうな。
生まれたとたん、ペラペラと、マシンガントークが始まったそう。(笑)
諭したわけではないのだが、わかるんだなぁ、子どもなりに。

帰宅した子ども達を迎え、「どうだった?」
娘は、「あかちゃん、小さかった!へその緒に触らせてもらったよ。」
息子は、「あかちゃん、お股から生まれてきた!」

うむ。心と記憶に、刻み付けておくのだぞ。
しっかりと留め置いて、この体験を持って成長していってほしい。
と、父は願う。

==========
出産。一生に、そう何度も何度もあることではない。
その貴重な機会に、立ちあわせていただけたのだ。
時間を共有させてもらえたのだ。
ありがたいことだ。

父が、どう逆立ちしても伝えることが出来ないことを、君たちは体験を通して学んだのだ。
機会を作ってくれた、すべての人に、感謝しよう。
いい経験が出来たね。

いとこが、またひとり増えたね。
仲良く遊ぼうね。
みんなで、一緒に、大きくなっていこうね!

新しい命が生まれるとき。
世界も新しくなったような気がする。


いとうとしひろ
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